年をとるにつれてさぁ、話し言葉の中に“あれ”だとか“これ”だとか、やたらと代名詞が増えるよね。
たまに揚げ足とってみたり(笑。
だけど、顔を見ずに話をしてるときって、“〜って、アレだよね。”とか言われても、マジわかんないわけ。
だから仕方なく聞くでしょ、“アレって何さ?”って。

なんなんだ、ウチのおっかぁは。
アメリカの同時多発テロについての報道をしていました。
確かにアタシもそれを聞いてはいたものの、画面は見ずにインターネット中。
もちろん、母親には背を向けている状態だった。
彼女が、
「爆破されてから随分時間が経つけど、コレもアレなのね」って言ったんだ。
「え、アレって何?」
純粋な心でもって、てか、マジわからなかったから、聞いたのに、突如彼女は憤りを顕にした口調で、
「アンタ、何揚げ足とってんのよ!!!」

老人化していく人間って、ホント、よく分からない。
彼女は“更年期障害なんて気にするからなるのよ…”と、自分の友達や親戚に対して思っているようで、そのようにアタシに言ってくる。
そして“アタシなんて更年期障害なんてないわよ”とか物す。
別に興味ないのに、何回も言ってくるんだよね。
人の表情、覗えないの?
そういう彼女こそ、自覚症状のない更年期障害かとアタシは思います。
最近、ほんっとーに意味もなく、突然憤ってみたりするからね。
アタシしか相手にしない(できない?!)ところがミソ。
反抗期の少女じゃないけど、呆れるからモノも言いたくなくなるし、話も聞きたくなくなるので、アタシはその場を去ります。
下手に喧嘩してむしゃくしゃするのもバカらしいし。

ホント、むかついたわ。
さっさと家出るか?!

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